スポーツ支援プロジェクト ~世界の子どもたちに夢を

PROJECT 02

競技部 カヌー 羽根田 卓也

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 2004年入社 広報部 藤原 啓太


カヌー羽根田卓也の活躍の裏で

「羽根田卓也、カヌー・スラローム競技で、日本初のメダリストとなりました!」
2016年のリオオリンピックで表彰台に上った羽根田選手とそれをたたえる大喝采。
その様子に涙ぐむミキハウス社員がいた。社長室、競技部担当の藤原啓太だ。

「私自身、感動して、どうしようもなかった。羽根田がいま、ずっと夢見た表彰台に上がっていると思うと。今でも胸が熱くなります」
そんな2人の出会いは2012年にさかのぼる。

羽根田と藤原との出会い

ロンドン大会では7位に入賞したものの、表彰台を逃した羽根田。次のリオデジャネイロ大会に向けて新たな挑戦が始まる。そんななか、羽根田自身から支援依頼の手紙が会社・社長宛に届く。
「北京・ロンドンと連続して出場して申し分ない実力があり、競技のために高校卒業後にカヌーの強豪、スロバキアへ単身わたっている。これだけの選手が支援に困っていることに驚くとともに、純粋に会って話を聞きたいと思いました。」
カヌーは過去に支援したことがない種目。カヌーはどんなスポーツなのか、どのような競技環境で打ち込みたいのか、そのために会社ができることは何か、本人との面談の中で話を詰めていく。
「理解できないところは何度も話を聞きました。面談も複数回にわたり、本人にも負担をかけましたが、直接向き合う時間のなかで本人の強い意志と人柄に惹かれました。スロバキアを拠点とした競技環境が継続できるように何とか支援の条件が整って良かったです。」という藤原。




ミキハウス流のスポーツ支援の在り方


「支援する選手が望む支援環境をできるだけ整えます。拠点が国内外でも、日本人でも外国人でも支援をします。支援に決まったルールはありません。近況や大会などの報告や、細かな相談などは常々ありますし、各選手の状況は把握できるようにしています。」
スポーツクラブの12種目35名の選手たちにはそれぞれの環境がある。オリンピック種目に限らず、女性初のF1ドライバーを目指す小学生プロドライバーのJuju選手もサポートしている。スポンサーの少ないマイナー種目だからこそ、トップになればなるほど、遠征費などの選手負担が増え、支援に困っている。それでも夢や目標に向けて何とか必死に努力している選手をサポートする。それがミキハウスのスポーツ支援の在り方、なのだという。

子どもたちに夢を

「自らの夢や目標に向けて頑張る選手たちの応援を通して、世界中の子どもたちの心にたくさんの感動が生まれ、スポーツに限らず自分の「夢」を追いかける喜びを見つけてくれれば、これほど嬉しいことはありません。」
そういった信念が宿る藤原の眼は、これからのスポーツクラブをどう見ているのか?




スポーツへの関心が高まる、その向こうに


2020年の東京大会も決まり、日々、様々な競技の選手や団体から支援の依頼が会社へ届く。その数は年間数百件にもおよぶ。そのなかで地道に支援を続けて、これまでミキハウスがサポートしてきた選手は200名以上。3大会連続金メダルを受賞した柔道の野村忠宏や、卓球の平野早矢香もそのメンバーだ。
「たくさんの支援のご依頼をいただくのは、ミキハウスへの期待がひとえに大きいからだと感じています。その期待に少しでも応えていきたい。今の支援体制にこだわらず、スポーツ支援を通して世界の子どもたちに何ができるのか、ミキハウスだからこそできる支援を行いたいと思います。」
自らの夢を追いかける選手たちともに、藤原の挑戦も続いていく。