大関 あかり AKARI OZEKI
×勝間 銀次郎 GINJIRO KATSUMA
就活生にとって最も身近な存在と言える企業人事
しかし、インターンシップや面接以外の顔は
意外にも謎に包まれているもの…
そこで、会社のアンバサダーとして
“人の事”を追求する二人の素顔に迫り
ミキハウスの人事採用について聞いてみました
大関:大学ではイスパニア語を専攻していて、学生時代の一大チャレンジはメキシコに1年間留学したことでした。ホームステイや少人数制の授業を受けたり、机に向かう勉強はそっちのけで、今ここでしか経験できない現地の方との交流を何より優先していました(笑)。そうして出会った友人や教授は、自分の視野や価値観を広げてくれた、人生において欠かせない存在です。国籍問わず、目の前の相手のことを知りたい!と全力で向き合い行動した先で、辿り着くべき自分の居場所に巡り合った体験が、今の仕事にも繋がっていると感じます。
勝間:大関さんの対人能力は、メキシコ仕込みだったんですね(笑)。コンフォートゾーンを飛び出して、海外で生活するというのは、自分の可能性を広げてくれますよね。私も高校時代に経験した、ニュージーランドでのラグビー留学経験が、今の自分の機動力になっていると感じます。フランス・ケニア・ウルグアイ・ジンバブエなど多国籍なメンバーと出会い、共同生活を経て、新しい環境に一人で飛び込むことに抵抗がなくなりましたね。おかげで入社6年目で社内初の上海駐在が決まった時も、ためらいはありませんでした。
大関:中国語が話せない状態で上海駐在にチャレンジしたと聞いていましたが、留学での経験が背中を押したんですね。
勝間:そうですね! そしてこの頃から、“前例がなくても「やりたい」と思ったら飛び込む”という自分のスタイルも出来上がっていったように思います。
大関:偶然にもお互い留学経験がありましたが、留学に限らず、どんなことも目標を持って行動してみることで、自分自身の可能性が広がりますよね。
勝間:2021年で創業50周年を迎えたミキハウスが次に目指すのは、「100年ブランド」を実現することです。そして採用のミッションは、未来の会社に必要な人とのご縁をつくり、育てることだと思っています。営業の時は、結果や達成率が数字で見えるので、自分がやっていることが正しいかどうかわかりやすかったのですが、人事の仕事は結果を数値化しづらく、成果が表れるまで数年かかります。どんな人が必要か仮説を立て、緻密に設計し、地道に検証していく、信念と根気強さが問われますね。
大関:「100年ブランド」という到達点は、ミキハウスの商品が世界中のお客様に必要とされ、世界的ブランドになった証でもあると思います。その実現を目指すとなると、市場も社内環境も今以上にグローバル化が進んでいくのでしょうか。
勝間:それは間違いないですね。なので、多様なバックグラウンドをもったメンバーが、さらに自分らしく働ける会社にしていくことも私の役割だと思っています。また、国籍に関わらず、日本人でもいろんな経験をしている人たちが必要だと感じています。大関さんが感じるミッションは何ですか?
大関:私は、まだ入社して2年目ですが、ミキハウスって会社と社員が一緒に成長して、変化し続けているなぁ、と感じる瞬間が多くあります。世の中の変化に応じてマーケティングを大胆に変えてみたり、「こうした方がお客様に喜んでいただけるのでは?」という発見から「じゃあやってみよう」と行動に移すまでが速い。そんな変化に富んだ環境だからこそ、「理念」や「人のために」といった、根幹となるカルチャーに共感し合える仲間との出会いをつくることが、重要な使命だと感じます。
勝間:組織として目指す方向性が同じだからこそ、恐れず変化にチャレンジできる会社ですよね。おかげで私たち人事採用チームも、毎年新しいインターンシップの企画・新規イベントの出展など、新たな接点を求めた採用設計をしていますね。