person
ミキハウスの人
Fashion Adviser
「ありがとう」の言葉を原動力に、
より多くの人たちに寄り添える存在に
誰かの人生のスタートラインから寄り添える仕事
ー 「誰かの日常や心を明るくしたい」。この想いを自分の就職活動の軸に決めたのは、学生時代のカフェでのアルバイトがきっかけでした。何気ない声かけや、ちょっとした気遣いで、お客様の表情がふっと明るくなる瞬間に大きなやりがいを感じ、この気持ちを就職活動でも大切にしたいと考えていました。
自分自身の日常を振り返る中で、子どもの頃の記憶に残っていたのがミキハウスのお洋服。兄からのおさがりでしたが、だからこそ愛着があり、その服を着て家族で盛り上がっていた時間を思い出しました。その懐かしさと喜びは今振り返っても唯一無二の思い出であり「誰かの人生のスタートラインから寄り添える仕事」であることに、とても魅力を感じ、ミキハウスにエントリーしました。
選考に進む中でも、ミキハウスの人たちと接することで、自分の心が明るくなる実感がありました。たくさんいる就活生の一人ではなく、いつも名前を呼んで、温かく向き合ってくださり、「自分もこんな人になりたい」と感じました。
お客様の心に残る接客、そしていただく「ありがとう」の喜び
ー どんなに忙しくても、目の前のお客様に笑顔で接し、全力で心を傾けることを大切にしています。
今でも忘れられないお客様との出会いは1年前。お孫様の1歳の誕生日プレゼントをお探しのおばあ様が来店されました。最初は「見ているだけなので大丈夫です」とおっしゃったのですが、私が「このお客様のお役に立ちたい」という思いで向かい合ううちに、徐々にお客様との距離が近づき、お孫様の写真を見せていただくなど、楽しく会話をさせていただきました。最終的に、「全身のコーディネートをあなたに任せる」と言っていただきました。たくさんのお洋服を購入してくださり、お客様満足げに、店を後にされたのですが、このお客様との時間はこれだけでは終わりませんでした。
お見送りをしてから30分後、お客様がSHOPに戻って来られました。お話をお伺いすると「迷っていたトレーナーがやっぱり忘れられなくて」とのこと。すでに、元々のご予算以上にたくさんのお洋服を購入いただいていたのですが、さらに追加でご購入いただき、お客様にとって「心に残る接客」ができたと実感しました。
初めての靴の計測、大切な人への贈り物、出産の祝い。お客様の特別な日に寄り添い、心からの「ありがとう」をいただけることが、ファッションアドバイザーとしての何よりのやりがいです。
入社2年目、ブランド担当へ。
周りを巻き込み、SHOP全体のファンを増やす
ー 入社2年目の今は、SHOPで一緒に働く皆さんへの感謝も忘れずに自分だけでなく、SHOP全体でお客様に喜んでいただく環境を作りたいと考えています。お客様に満足いただく接客は、私一人では完成できません。泣いているお子様をあやす人、お見せした商品を綺麗に畳みなおしてくれる人、決められた商品をストックから持ってくる人。いろんな人の支えがあって、おもてなしが完成すると考えています。だからこそ、どんな些細な場面でも「ありがとう」の言葉を伝えていくことを心がけています。
現在は、DOUBLE_B のブランド担当として、1つのブランドを全て任せていただいています。アイテムに込められた想いをお客様に届けるために、売場づくりや伝え方の細部にこだわっています。作り手の背景や、デザイン・機能性をわかりやすく伝える工夫に加え、イベントの企画・運営にも取り組んでいます。また、将来的にはサブという立場で店長を支え、スタッフの皆さんを巻き込みながら、SHOP全体のファンをさらに増やしていきたいと思います。
※ 所属部署は取材時の情報です。